2014年6月26日木曜日

院内改装?

先日、何気なく患者さん側の通路から診察室に入ると驚いたことがありまして・・・
種々の診察機械や数々のモニター・・・、もちろん私が目指す耳鼻科診療には全て必要不可欠なものなのですが、耳鼻科診療に不慣れな患者さんやお子さんにとってはちょっと怖いのかなぁ・・・と今更ながら気づきました。
そこで、スタッフと相談し、院内を少し飾り付けしてみました。その甲斐あって今までは怖がっていたお子さんにも随分笑顔が増えてきた印象があります。
院内改装というほど大げさなものではありませんが、その効果はいまのところ非常に大きいと満足しております。
今後も患者さん側の立場に立ってより良い医療を提供できるよう日々研鑽していきたいと思っております。

ゆったり動くモビール
癒されます(^^)

ネブライザーの向かいの掲示板です
治療に役立つアドバイスも掲示しました

院外研修②

昨日午後の休診時間を利用してスタッフの家森さんと一緒に大阪の長谷川耳鼻科に見学に行ってきました。
前回の山中さんの時と同様、非常に親切に接して頂き家森さんも随分勉強になったと喜んでくれました。
私とはまた見学する視点が違うため私が気付かないようなことにも、いろいろ気づいてくれ、向こうのスタッフさんに積極的に質問し、その勉強熱心な姿勢に「谷山先生のとこのスタッフさんはほんといい人ばっかりやねぇ」と褒めていただました。
私が言うのもなんですが、確かにうちのスタッフは素晴らしいです。礼儀正しく、よく気が付き、勉強熱心、みんな仲良し・・・などなど挙げていくとキリがありません。これはうちのクリニックで最も自慢できるところだと思っております。
私もそんなスタッフに負けないよう、現状に満足することなく、常にどん欲に新しい知識、技術を習得していきたいと思っております。
素晴らしいスタッフとともに地域の皆様により貢献できますよう日々研鑽していきたいと常々思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

長谷川耳鼻科の皆様、
いつもありがとうございます。

2014年6月24日火曜日

論文掲載されました

先日、以前に投稿した論文が、気管食道科学会という学会の学会誌に掲載されました。
急性喉頭蓋炎68例の検討というタイトルですが、ありがたいことに今回、筆頭で掲載して頂きました。
さて肝心の内容なんですが、気管の入り口にあたる部分には喉頭蓋という器官が存在し、普段は食べ物が気管に入っていくのを防いだりするのに働いております。
急性喉頭蓋炎とは、その喉頭蓋が炎症を起こして腫れてしまう病気であり、ひどい場合には窒息に至り命にかかわることもある恐ろしい病気です。かなり強いのどの痛みがあるにもかかわらず、通常ののどの観察でははっきりとした所見が現れず、時に普通の風邪と見誤られてしまう危険があります。この病気の診断のためには、直接喉頭蓋が腫れている所見を観察する必要があり、耳鼻咽喉科医でないと診断は困難と思われます。
気管の入り口である喉頭蓋が強く腫れてしまうと、息ができなくなってしまうので、気管切開という処置が必要になることがあるのですが、すべての患者さんに必要になるわけでなく、どのような患者さんに対して気管切開が必要になるかということをまとめてみました。
気管切開のタイミングを誤ってしまうと患者さんが窒息してしまう可能性もあり、我々医療サイドにとっても非常にストレスがかかる病気であるにも関わらず、全国的にも統一された基準が存在せず、全国の耳鼻科医に多大なるストレスを与えております。
今回の論文が、全国の耳鼻科の先生方がこの疾患を治療する際に少しでも役立つことができればこんなにうれしいことはありません。



2014年6月19日木曜日

澤西先生

昨日、午後の休診時間を利用して桜井市にある小西橋医院の澤西先生とお会いしてきました。
澤西先生は医局の先輩で、開業の先輩でもあります。
勤務医と開業医では仕事の内容が想像以上に違うことが多く、開業医はだれもが当初戸惑うようですが、分からないことが出るたびによくメールや電話で質問させていただき、たくさんのことを教えてもらって感謝しております。
院内は一階が内科で、二階が耳鼻科のため非常に広く立派な建物で、非常に解放感もあり、患者さんも快適だろうと思いました。
実際の診察も見学させていただいたのですが、耳鼻科処置を徹底されておられ、勝手に親近感を抱かせていただきました。というのも私自身、耳鼻科領域の病気の治療には耳鼻咽喉科処置が非常に重要だと考えており、澤西先生も同じ意見だったからです。
診療に有用な器具や書籍も教えてもらい、さっそく今朝からの診療に活用させていただきました。
これからもこのような人の繋がりに感謝して、より良い医療を地域の皆様に提供できるよう日々精進したいと思います。

ほぼ毎日メールしております。
今後ともよろしくお願いします。

2014年6月12日木曜日

院外研修

本日の午後の休診時間を利用してスタッフの山中さんと二人でお馴染みの大阪西区の長谷川耳鼻咽喉科に見学に伺ってきました。
長谷川耳鼻科には今まで何度も見学に伺わせてもらっているのですが、電子カルテの入力が神業レベルのスタッフの方がおられ、機会があればうちのスタッフに見てもらおうと考えておりました。
最近、山中さんには電子カルテの入力を手伝ってもらうことが多く、声をかけたところ向上心旺盛の彼女は是非っ!!と二つ返事をしてくれたためさっそく二人でお邪魔してきました。
山中さんは神業スタッフに張り付いてもらい、私は長谷川先生の診察を見学させてもらいました。山中さんは最初、スタッフさんの目にも止まらぬ入力スピードに目を丸くしておりましたが(私から見ると山中さんも相当早いと思うのですが・・・)、少しずつ慣れてきて随分勉強になったと喜んでおりました。また時間を見つけて他のスタッフとも見学に行きたいと思っております。
来院される患者さんも非常に多いクリニックですが、終始余裕があり、いつもながら見習うこと、刺激になることが非常に多く今日もたくさんのことを勉強させて頂きました。
長谷川先生、スタッフの皆さんいつも温かく、親切に対応して下さりありがとうございます。
長谷川耳鼻科のようなたくさんの患者さんに頼りにされるクリニックに少しでも近づけるようスタッフ共々、これからも頑張っていきたいと思います。


右から二人目の方が凄腕のスタッフさんです。
しつこいですが^^;本当にすごいんです